新製品・新事業テーマの創出 ”環境修復の技術開発(CCUDM)について”
環境修復あれこれ
最近、2017年10月に英国のDepartment for Business, Energy & Industrial Strategyが発表したCCUD、つまりCarbon Capture & Utilisation Demonstration Programの内容を、目の当たりにする機会を得ました。少し時間を置いて振返ってみたところ、筆者が2016年5月にオープンいたしましたCCUD(Carbon Dioxide Capture, Utilisation and Disposing)の最後の単語であるDの言い方の違いこそありますが、英国を第二の母国と思っています筆者と以心伝心のような状況にあることを、2020年早々改めて認識した次第です。
現在の環境修復テーマ
現在では、CCUDから環境修復という概念を加えCCUDM(Carbon Dioxide Capture , Utilisation Disposing & Mitigation)と改めました。この背景には、CO2処理とCO2分離膜の技術開発が順調に進んできたからと言えます。
今後の行方
今後は、実機サイズでの実証試験を、実際のガス田で実施する予定です。2014年から開発を開始して以来、CO2分離・処理の技術は、この実証試験を経て環境修復の一助になると期待している次第です。