新製品・新事業テーマの創出 ”テーマ創造のキーポイント”
テーマの厚さ
昨今のスマホの進化によって、情報の拡散が飛躍的に進みました。インスタグラムは、その代表格になるのかも知れません。美味しい、きれい、魅力的、絶景などなど、ひとつ指を画面に触れるだけで、地球の裏側にも瞬時に伝わってしまう。ある意味では、遠い昔、ガリレオ言った「崇高な望遠鏡で前を見れば、自分の背中が見える」とは、まさに今の時代を予言してたのかも知れません。
しかしながら、インスタグラムのように感覚でとらえたことをテーマとした場合、それを現実なものへと展開して行くときには、そのテーマを作り上げる仕組みがあります。それは、材料であったり、型であったりなど、言い換えますとテーマの後ろにはいろいろなものがある、つまり厚さがあると言い換えることができます。
テーマ創造のキーポイント
では、何が揃えばテーマとして成り立つのでしょうか。新製品・新商品の目的は、売れることです。当然のことながら、製品・商品価値の寿命ということばが浮かびます。例えば、数か月で魅力がなくなってしまう、かといえば何十年も続いているなどを考えますと、「寿命」という単語がテーマ創造のキーポイントになるのかも知れません。