新製品・新事業テーマの創出 ”新たな新製品開発の創生”
新型コロナウィルスによる非常事態宣言も解除され、新たな時代が始まると言えます。ここ数か月間、自宅待機、あるは在宅勤務を強いられた人々も多かったと思います。今まで、それぞれの環境は違うでしょうが、満員電車に揺られながら通勤する人々にとっては、人生の一休みを貰ったような月日であったのではないでしょうか。
しかしながら、この休刊日を通して、ものつくりは一変したと言えます。それは、自宅待機、在宅勤務では何もできないということを学んだはずです。設計イコールCAD、試作イコール金型、部品イコール外注、安全試験イコール試験機など、ものつくりのすべてが、自社のみでは出来ない仕組みだからです。しかしながら、今回の新型コロナウィルスの影響で、今までの製品開発のプロセスが、ウィルスという目に見えない侵略によって、崩壊させられたと言っても過言ではないでしょう。
こうしたことに鑑みますと、折角頂いた在宅という時間を振返り、出勤したときには、今までの方法を踏襲するのではなく、新たな気持ちで、5年先、10年先をニュートラルな視点で垣間見て、そこからテーマの創造することを期待したいと思います。