ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”企業・新製品の創生”

企業の創生

 新型コロナウィルスの影響が拡大する中で、そのうち明るい話題が出てくるだろうと期待を寄せながら、日々を過ごしている方も多いと思います。しかしながら、世界の状況を見ますと、拡大の勢いは収まりを見せず、地を這うように感染が広がっています。このまま推移しますと、行き着く先は世界経済の破綻になるのでしょうか。
 日本のように、「密」を遠のけ「消毒」を励行したので、何とか拡大を食い止めことが出来ていると言えます。これは、日本人の持つ勤勉さが、感染の拡大を抑制していると言っても過言ではないでしょう。しかしながら、日本経済は自国の需要を賄うだけでは経済の発展の前に、国自身が立ち行かなくなってしまうと言えます。まさに、経済の停滞といいますより経済構造の破壊といった方が適切かも知れません。ここ数か月は、企業にとっては在宅勤務を励行するということを大義名分に上げ、給料の減額、ボーナス無しといった方法で、凌ぐことが出来るでしょうが、その先は破綻というシナリオになってしまうかも知れません。
 こうした状況の中で、経営者自身が本来すべき経営に舵を戻すことができれば、その企業は苦しい道を歩みながら、数年後には更なる発展を期待することができるでしょう。

新製品の創生

 企業の創生と新製品の創生は、同じものであると思います。それは、製品価値も新たな創生と位置付けることが出来るからです。重要なことは、2020年1月の状況と7月に入った今この時とは、世界がまるで別人のようになったと体で受け止めることであると思います。頭でわかっていても体で受け止めることができなければ、生活環境を根本から見直し変えることができないからです。もし、根本から変えることができれば、ものつくりに携わっている人であれば、その製品の価値を見直し、新たな発想での製品を作り出すことができるからです。
 まさに、この時期からあちらこちらで新製品の創生が起き始めるのではないかと思われます。言い換えますと、その製品の持つ価値、それは本当の機能の創生で、必要なもの以外は取り除くということです。これを断行できた企業が、新たな時代に向けた船出を期待できるのではないでしょうか。
落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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