ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出(環境修復・技術テーマの創出) ”地球温暖化とテーマ創造”

地球温暖化による顕著な研究報告

 地球温暖化による環境破壊の現象は、我々人類に挑戦するかのように起きてきました。また、それらの研究報告も、これまでに数多く成されてきたことは周知の通りです。今年、6月20日に英国の Andrew Ciavarella氏らによって、 「Siberian heatwave of 2020 almost impossible without climate change 」
と題した研究報告書を発表しました。非常に興味深い報告書です。是非、一読ください。 https://www.worldweatherattribution.org/siberian-heatwave-of-2020-almost-impossible-without-climate-change/
 この報告書によりますと、今年1月~6月までのシベリアの平均気温は、1981年~2010年の間の平均気温よりも5℃を上回る温度で、時には38℃を超える日もあったと述べています。研究者らは、この結果から気候変動シミュレーションを試みたところ、ここ半年間の異常な高温の原因は、地球温暖化の影響であると結論付けています。その理由は、もし地球温暖化の影響がなければ、8万年に1回未満の確率でしか起こらない現象であるからだと述べています。このまま気候変動が地球温暖化の影響を受けて続くとすれば、シベリアとその地域の平均気温は2050年までには、0.5度から5度程度は高くなると推定しています。さらに、 地球温暖化の影響が強大していけば、いままでに起きていなかった国、地域にも洪水、熱波、極低温化、竜巻などが起こるだろうとも述べています。

地球温暖化とテーマ創造

 環境破壊という現象を目の当たりにしてから、随分と長い月日が経過しましたが、なにひとつ具体的な対策も講じることができず、ここまでに至っていると言えるほど、誠に耐えがたい状況であると思います。
 しかしながら、地球温暖化を今この時点でストップさせることはできませんが、この先、10年を目途に地球温暖化に貢献する本当の技術が必要であると思います。そのためには、やはり、ニュートラルな視点で10年先を見据えた技術のテーマ創造が不可欠と思います。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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