グリーンリカバリー技術 ”CO2増加の見方(地球創生から?人類生存の期間から?)”
地球創生から見た環境抑制
地球が誕生してから約45億4000万年言われていますが、その間寒暖を繰返しながら、現状に至っていることは、歴史が証明していると思います。その地球誕生から現在までの想像を絶するほどの長い年月で見れば、人類が生存している期間は、ある人のたとえで言えば、ほんの瞬きであると言えるでしょう。そのほんの瞬きの間に、世界経済の枠組みが出来上がり、同時に環境破壊が進んできたわけです。しかしながら、地球創生から見れば、環境破壊、環境修復を繰返してきたので、その瞬きは大したことではないと言う人もいるかもしれませんが、今後も経済成長を遂げていくごとに、CO2排出が増加し気候変動を誘引していくのでしょう。
人類生存の期間から見た環境抑制
では、我々人間はどうしたら良いのでしょうか。大昔の生活状態に戻し、自然の中で暑さ寒さを受け入れ、暖房機器、冷房機器、自動車も使わずして、社会生活を営んで行けるでしょうか。特定な方を除いて、その答えはノーであると言えます。
こうしたことに鑑みますと、国家として考えるべき環境抑制は、世界経済の成長と共に拡大する環境汚染防止を国家間で阻止することに力を注ぎ、ひとりひとりの人間としては、環境または環境修復にやさしい技術を取入れたものを使うことに常に心がけることが必要と思います。また、新たなエネルギーを使わず、確実にCO2を分離・処理できる技術の台頭が期待されます。