グリーンリカバリー技術 ”CO2を消失させる技術 (CCUDM)”
2021年のエネルギー産業で台頭しました話題は、「脱炭素化は大丈夫だろうか」ということに尽きると思います。年初めの頃は、水素がクリーン社会を作るというイメージが横行し、中盤から終盤になりますと天然ガスの価格が高騰したために、石炭をエネルギー源とした政策に逆戻りしつつある年であると言えます。しかしながら、脱炭素化イコール水素という言い方は別にして、異常気象は人間生活に多大な被害を持たらしています。妄想的なことを説いている時間はなく、今、排出されているCO2を消失させることが重要ではないかと思います。
こうしたことに鑑みますと、CCSというCO2を地中に埋め戻す技術は存在していますが、弊社開発中のものを中心に、CO2を消失させる技術(CCUDM)こそが待ち望まれる技術とは言えないでしょうか。我々人間にとって、蜃気楼的な幻想に浸る時間はもはや消え去り、CO2を消失させる技術に目を向けることが重要と思います。