グリーンリカバリー技術 ”持続可能(SDGs)な脱炭素化”

天然ガス価格の高騰と脱炭素化

昨年中盤から世界を覆った天然ガス価格の高騰は、脱炭素化の根源であるエネルギー源をもとに戻してしまうという状況に至りました。2022年になって1ヵ月も経たないうちに、いつの間にか石炭をエネルギー源することが、何の抵抗を感じさせない現象を呈していると言っても過言ではないかもしれません。しかしながら、環境破壊による様々な被害は年々増加の一途を辿っていることも事実です。

持続可能(SDGs)な脱炭素化

こうしたことに鑑みますと、脱炭素化を持続的に進めて行く方法を構築することが、重要になってくると思います。それは、たとえ天然ガス価格の高騰で、エネルギー源を石炭に依存することになっても、排出される二酸化炭素を消失させることができる技術があれば、それらを克服することができるからと言えます。そして、この技術を多くの企業で導入することができれば、持続可能(SDGs)な脱炭素化を追求することができると思います。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了<br> 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役<br> 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師<br> 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問<br> <br> 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。<br> <br> 所属学会<br> 日本経営システム学会会員<br> 米国リスクマネジメント協会会員