ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”三本の矢と新製品開発”

世界経済と経営者の変貌 

世界経済の状況は、いろいろな出来事によって、変貌すると言われます。年初に、その年の目的を設定しそれを達成するために邁進していくことが、資本主義の基本であると言われて続けてきました。しかしながら、現状の様(さま)をどのように表現すれば良いのでしょうか。 
 一言で言えば、性根を据えた経営者がいなくなったと言えるのではないでしょうか。言い換えますと、創立時の精神を数十年にわたって持ち得る人がいなくなったとも言えます。今の世情を見ますと、まさに心情を持ちえた人、あるいは企業が台頭するのではないかと思われます。

三本の矢と新製品開発

 この現象は、新製品開発にも共通していると思います。それは、いかなる時代に遭遇しても新製品開発のプロセスは変わらないと言うことです。日本の生産力の強さは、まず第一に人、その次に機械のはずです。しかしながら、いつの間にかそれが逆転してしまい、その現象に経営者が気づかないことが大きな課題と言えます。なぜならば、経営者は自らのの安住の地を求めるために、株主への還元を優先したことだと言い切れます。
 いかがでしょうか。確かに決算上は会社として売上が増大し、おおきな利益を確保できました。しかしながら、技術力はいかがでしょうか。それは半減したと言えます。ここで重要なことは、凶弾に倒れた安倍元首相がはなった「三本の矢」のうち、最後の矢をまっとうすることであると言えます。この矢を素直に受けた企業が、新製品開発の覇者になるでしょう。
 

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

Contact お問い合わせ

ご依頼、セミナーの実施など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームへ

電話でのお問い合わせ

電話でのお問い合わせ

03-5365-2805

ページトップに戻る ページトップに戻る