グリーンリカバリー技術 ”脱炭素化の試練”
未曽有の危機
まだ夏の時期は終わってはいませんが、秋風が時折頬を撫でる今日この頃です。朝晩の気温は下がり、少しはしのぎやすい日になりました。それにしても7月、8月は東京でも40℃近くなり、今までにない暑さを体験しました。この現象は、まさしく地球温暖化がもたらした結果と言えます。新型コロナの発生以前は、脱炭素化というキーワードがフィバー現象になって、脱炭素化を唱えればそれで済むという世の中でしたと言っても過言ではないでしょう。
また、新型コロナが収束しないうちに、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争を引き起こしました。この戦争で、さらに脱炭素化の動きが遠のいたと言えます。
脱炭素化の試練
こうした数々の困難を超えた脱炭素化とは、いったいどのようにしたらよいのであろうかと思う次第です。それは、CO2削減に向けて、いかにCO2を消失させるのかというワードそのものであると言えます。言い換えますと、CO2を地中に埋め戻すのではなく、ほかの物質に変えてしまうという方法です。この方法が踏襲されれば、本当の脱炭素化を励行できると思われます。