新製品・新事業テーマの創出 ”新製品開発の国内回帰”
円安と経営
2022年も終盤にさしかかり、新製品開発に携わる開発エンジニアの方々は、今年一年の締めくくりに向けて、エンジンを全開しているのではないでしょうか。丁度、米国では中間選挙結果の秒読みが始まり、共和党の前進で、株価も上がっているようです。しかしながら、ここ数か月間に起きております円安は、輸入企業においては、大きな赤字となって、経営を圧迫している状況と言えます。
こうした経営環境の中で、国内生産への回帰がにわかに騒がれ始めていますが、2009年ほどの勢いには至ったおりません。なぜならば、経営者の方々は、そうち円安の一休みして落着くだろうと、まるで第三者的な見方でいるからと言っても過言ではないでしょう。
新製品開発の国内回帰
しかしながら、円安がストップになるのは、ロシアが仕掛けたウクライナへの戦争で、ある程度の終焉が見え始めた頃と言えるでしょう。まだまだ、先の話です。
こうしたことに鑑みますと、やはり生産の国内への回帰を積極的に推し進めた方が、得策であると思います。