ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”新製品開発と千載一遇のチャンス”

脆弱な品質保証体制

 脱炭素化に向けて、それぞれの国で工夫しながら、新たな技術開発を推進していることは周知の通りです。特に、風力、再生エネルギーなどの利用は、大きな飛躍を遂げていると言っても過言ではないでしょう。しかしながら、それらを支える根幹的な製品に、品質的な問題が大きくのしかかっていると言えます。それらの大半は、先進国ではなく発展途上国が台頭しておりますので、もともと品質を保証するという概念が無いからです。今となって見れば、5年~6年前に設置したパネルに、腐食、断線などが生じはじめています。その国が責任をとるのでしょうか。現在までの言動を見れば、即座にそれはないと断言することができます。

新製品開発と千載一遇のチャンス

 数年前に、インドネシアでの新幹線建設にともなう見積仕様書の窃盗事件を思い出します。日本の提出した見積仕様書を横流しし、それをその国の言葉に書き換えて、本来であれあ我が国が受注するはずでありましたが、見事にしてやられたわけです。3年の遅延を末、つい先日開業したとのことです。こういう一種の無謀ともいえる国が世界進出を励行し、粗悪な製品を世に送りだしているわけです。言い換えますと、安かろう悪かろうとでもいいましょうか。我が国とっては千載一遇のチャンスが到来した言えます。
 

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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