新製品・新事業テーマの創出 ”新製品開発と千載一遇のチャンス”
脆弱な品質保証体制
脱炭素化に向けて、それぞれの国で工夫しながら、新たな技術開発を推進していることは周知の通りです。特に、風力、再生エネルギーなどの利用は、大きな飛躍を遂げていると言っても過言ではないでしょう。しかしながら、それらを支える根幹的な製品に、品質的な問題が大きくのしかかっていると言えます。それらの大半は、先進国ではなく発展途上国が台頭しておりますので、もともと品質を保証するという概念が無いからです。今となって見れば、5年~6年前に設置したパネルに、腐食、断線などが生じはじめています。その国が責任をとるのでしょうか。現在までの言動を見れば、即座にそれはないと断言することができます。
新製品開発と千載一遇のチャンス
数年前に、インドネシアでの新幹線建設にともなう見積仕様書の窃盗事件を思い出します。日本の提出した見積仕様書を横流しし、それをその国の言葉に書き換えて、本来であれあ我が国が受注するはずでありましたが、見事にしてやられたわけです。3年の遅延を末、つい先日開業したとのことです。こういう一種の無謀ともいえる国が世界進出を励行し、粗悪な製品を世に送りだしているわけです。言い換えますと、安かろう悪かろうとでもいいましょうか。我が国とっては千載一遇のチャンスが到来した言えます。