グリーンリカバリー技術 ”脱炭素化技術とコストとの関係”

 丁度COP29が開催されています最中で、各国の脱炭素化批准に向けた活発な議論がされていることと思います。脱炭素化は、周りから見れば目を見張るほどの進み方もしないので、何の進展もないというような誤解を与えるかもしれません。ひとつ重要なことは、脱炭素化には大変なコストを要するということを、一方では理解して置かなければなりません。
 こうした状況を乗越え、安価なコストで脱炭素化を推進できる技術の開発が、大変重要であると思います。COP29では、脱炭素化の原点に立返り、安価で利用できる技術利用の促進を議題に挙げ、真摯に対応して行くことを期待します。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了<br> 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役<br> 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師<br> 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問<br> <br> 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。<br> <br> 所属学会<br> 日本経営システム学会会員<br> 米国リスクマネジメント協会会員