Gastech 2026に向けて:エネルギー転換の現実と、次の技術への道筋
今年、私は Gastech 2026 にて発表の機会をいただきました。テーマは、世界が直面するエネルギー転換の現実と、その中で日本がどのように技術的優位性を築けるかという点です。脱炭素化が叫ばれる一方で、実際にはLNG需要が再び高まり、各国が供給確保に動いています。
この“現実”を直視したうえで、私は以下の3点を中心に議論する予定です。
- LNGの低炭素化は避けて通れない
世界は「LNGを使いながら脱炭素を進める」という現実的な路線に移行しています。
その中で、CCUS、メタン漏洩削減、低炭素LNGの認証といった技術が重要になります。 - 次世代材料がエネルギー転換を支える
私が取り組んでいる 準グラフェン(Quasi-Graphene) は、エネルギー分野でも応用可能性が広がっています。触媒材料、分離膜、放射性物質の固定化、高耐久コーティング、Gastechでは、これらの応用例についても触れる予定です。 - 日本企業が取るべき“能動的戦略”
日本は、LNGの買い付けに奔走するだけではなく、供給国との共同投資・技術主導の価値創造
へと舵を切る必要があります。Gastechは、その議論を国際的に行う絶好の場です。
最後に、Gastech 2026は単なる展示会ではなく、エネルギー転換の“現実と未来”を議論する場です。私自身、日本の技術が世界のエネルギー課題にどう貢献できるのか、その視点を持って発表に臨みます。