グリーンイノベーション ”縁とは何か──CNPとCO₂が教えてくれること”
私たちは長い間、CO₂を「悪者」として扱ってきました。環境負荷の象徴であり、排除すべき存在として見捨てられてきたものです。しかし、CNPの視点に立つと、CO₂はまったく別の姿を見せます。C(炭素)と O₂(酸素)は、もともと結びついて存在し、その結びつきは“悪”ではなく、まだ価値に変換されていない状態にすぎません。CNPによって CO₂ が準グラフェンへと生まれ変わるとき、私たちは気づきます。
縁とは、切れたように見えても、深いところでつながり続けている関係のことなのだと。見捨てられたものが、価値に変換されることで、関係の意味が変わる。
CO₂は、
- 不要物から価値物へ
- 排除すべき存在から未来をつくる素材へ
- “悪”から“資源”へ
その意味が変わるとき、同じ分子であっても、世界とのつながり方が変わります。
縁とは、価値が変わると、関係の意味も変わるということを教えてくれます。そしてこれは、技術だけでなく、人間関係や企業間の関係にも通じます。一度切れたように見える縁も、価値が変われば、また別の形でつながる。無理につなぐ必要はないが、変換の途中にこそ“縁の本質”がある。
CNPは、CO₂という見捨てられたものを、準グラフェンという価値あるものに変換し、社会に再び接続する技術です。それはまさに、縁を再構築する技術と言えるのではないでしょうか。