”人生の浮き沈みと、ひっくり返しの意味”

「人生には浮き沈みがある」と、昔からよく言われてきました。 仕事も同じで、順調に進む時もあれば、思いがけない方向へ転がる時もあります。良い流れが来たと思った瞬間に、 それをひっくり返すような出来事が起こることもあります。 そのたびに、胸の奥がざわつき、 「なぜ今なのか」と立ち止まることもありました。

しかしながら、よくよく振り返ってみると── ひっくり返された出来事こそが、後になって“あってよかった”と思えることが多い。 むしろ、あの時に方向を変えてもらえたからこそ、 今の自分があるのだと、胸をなでおろす瞬間が何度もありました。

つい最近も、同じようなことが起こりました。 解決の糸口が見えたと思った矢先、「それは違う道だったね」と、 まるで誰かにそっと肩を押されるように、 進むべき方向が静かに修正されていきました。その出来事は、当初は戸惑いを伴いましたが、 時間が経つにつれ、 “本来の道に戻してくれた出来事だった” と気づくようになりました。

人生は、まっすぐ進むだけではなく、 時にひっくり返され、 時に立ち止まり、 時に方向を変えながら進んでいくものなのだと思います。そして、そのひっくり返しの一つひとつが、 未来の自分を守り、導いてくれている。そう考えると、どんな出来事も 静かに受け止められるようになりました。

今日もまた、新しい一歩を踏み出します。 ひっくり返しを恐れず、 むしろそれを“未来からの合図”として受け取りながら。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。 所属学会 日本経営システム学会会員 米国リスクマネジメント協会会員