グリーンイノベーション ”技術は“物”ではなく、人と人の関係の中で育つ”
昨日、CNP設備の製作を担当してくださった技術者の方と、対面で話をする機会があった。
設備という“成果物”は確かにそこにあるのだけれど、その裏側には、図面にも仕様書にも書かれない「技術者同士の対話」が必ず存在する。
CNP設備をつくる過程で、私たちは何度も議論を重ねた。
温度の取り方、反応場の構造、材料の癖、そして“どうすれば技術が前に進むのか”。
その一つひとつは、単なる技術的な判断ではなく、技術者としての姿勢や哲学が問われる場面だった。
昨日のミーティングでは、当時のやり取りを思い出しながら、
「技術は、物ではなく関係の中で育つ」
ということを改めて感じた。
設備は完成した瞬間がゴールではない。
そこから先、技術者同士の信頼や対話が続くことで、設備は“生きた技術”へと変わっていく。
昨日の会話は、そのことを静かに思い出させてくれた。
夕食の席では、技術の話だけでなく、これからのものづくりのあり方についても語り合った。
技術者が技術者としての眼を取り戻すためには、こうした“人と人の対話”が欠かせない。
設備をつくることも、技術を磨くことも、結局は人の営みの延長線上にある。
技術は、関係の中で育つ。
そして、その関係を丁寧に紡ぐことこそが、未来の技術をつくる。
昨日の時間は、その原点を静かに思い出させてくれる、豊かなひとときだった。