ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”新型コロナウィルス・クライシスと新製品開発”

オイルショックとマスクの欠乏

 1973年に起きた第一次オイルショックは、世界経済の混乱を招いた最大のクライシスと言われ、それからほぼ50年近くを経過しました。当時、このオイルショックによって、原油価格が高騰し、OPEC諸国の国際収支は10億ドルから、一気に約700億ドルに急増したと言われていました。まさに、OPEC諸国が引起した人災クライシスであったと言えます。第一オイルショックの時に、我も我もと買いに急いだのがトイレットペーパーと洗剤でした。
 しかしながら、その当時を思い返して見ますと、スーパーの棚にはトイレットペーパーと洗剤は瞬く間に消えてしまいましたが、別段、オイルショックと何らの関係もなかったことが、そののちに判明しました。その隙にのって儲けた企業は、どの時代にも形を変えて、同じようなことをしていると言えます。言い換えますと、50年を経たオイルショックが新型コロナウィルスに変わっただけのことなのです。

新型コロナウィルスと新製品開発の関わり

 新型コロナウィルスの発祥で、世界中の製品開発のスピードがダウンしたと言えます。しかしながら、ベンチャー企業、零細企業は、新型コロナウィルスであろうが何だろうが、開発のスピードは落ちていないと言えます。それは、大企業のような安定した経営基盤を持っているわけではないので、日夜を問わず前へ進まなければならないという、ある意味では宿命を持っているからかも知れません。
 苦境に立てば立つほど、一種のひらめきみたいなものが生れ、思わぬ展開が期待されます。この新型コロナウィルスをきっかけに、今まで温めてきた製品テーマを矢面に立てても良いのではないでしょうか。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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