グリーンリカバリー技術 ”令和2年度経済産業省採択案件終了報告ーCO2削減と脱炭素化”

採択テーマ

 弊社は、経済産業省殿より、 令和2年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業 のうちCCUS国際連携事業に採択され、その業務を無事終了いたしました。
 採択されましたテーマは、「天然ガス中の高濃度CO2からCO2固定化及び高付加価値品を製造する技術の事業性評価」です。これは、天然ガスだけでなく、石炭火力発電所、生産工場などから排出されるCO2削減についても、当該技術(CO2処理技術)を導入することによって具体化できることを確認したものです。

CO2処理技術の概要

 当該技術は、CO2そのものを新材によって、他物質へ転換する方法です。特に、常温で混合させて変換させることができるために、新たなエネルギーを必要としません。
 当該技術によって、天然ガス中に含まれる高濃度なCO2の未開発な天然ガス田の開発が可能となるために、天然ガスの需要増加への対応ができると期待します。さらには、我が国が提唱しました2050年までの脱炭素化に向けて、貢献できると思います。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了<br> 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役<br> 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師<br> 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問<br> <br> 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。<br> <br> 所属学会<br> 日本経営システム学会会員<br> 米国リスクマネジメント協会会員