グリーンリカバリー技術 ”脱炭素化の進展とコスト効果”
増加し続けるCO2
コロナ経済の蔓延とロシア戦争が相まって、未だに世界経済は混とんとしています。この状況は、ここしばらくは続くと考えるのが、ごく自然なことでしょう。しかしながら、脱炭素化は待ったなしの状況で、経済が混とんとしてようが、戦争が継続してようが、それらとは真逆に増え続けていることは周知の通りです。このままでは、さらに天候異変を引起し、甚大な被害をもたらすことは、誰もが分かることです。
脱炭素化の進展とコスト効果
こうした状況の中で、さっそう登場した水素エネルギー、燃焼時にCO2の排出を低減させることができる再生エネルギーなど、脱炭素化に向けてセンセーショナルを引起しましたが、コスト効果から見ますと、話題と実利の相反現象が目の当たりに迫ってきたと言えます。
ある意味では、勇み足で超えようとした脱炭素化の贖罪が、混沌とした世界経済の中で、浮き彫りにされたと思われます。これから重要なことは、CO2を限りなくゼロにすることができる技術が重要になると思います。