ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

グリーンリカバリー技術 ”IEAのCO2 Emission in 2022報告書”

報告書要旨

IEAの2022年CO2 Emissionsによりますと、世界的なエネルギー危機によって引起こされた混乱の中で、CO2排出量の世界的な増加が当初懸念されていたほど高くはなかったと指摘しています。 この最新のリリースでは、IEA の最新の分析をまとめ、すべてのエネルギー源と産業プロセスからの CO2 排出量に関する IEA の推定値を組合わせ、エネルギー関連のメタンと亜酸化窒素の排出量に関する情報を提供しています。
 このレポートは、2023 年末に開催される次の国連気候変動会議である COP28 に向けてパリ協定の最初のグローバル ストックテイクに対する IEA の支援の一環と報告されたようです。

報告書エキス

世界のエネルギー関連の CO2 排出量は、2022 年に 0.9% または 3 億 2,100 万トン増加し、3,680 億トンを超えて過去最高に達しと述べています。 Covid-19 パンデミックの影響もあり、エネルギー使用量と排出量が 2 年間異常に変動した後、昨年の成長率は 2021 年の 6% 以上の回復よりもはるかに遅くなったとも言っています。 エネルギー燃焼による排出量は 4 億 2,300 万トン増加しましたが、産業プロセスによる排出量は 1 億 200 万トン減少したようです。
 エネルギー価格のショック、インフレの上昇、従来の燃料貿易の流れの混乱が1 年で、多くの国で天然ガスから石炭への切り替えが行われたにもかかわらず、世界の排出量の増加は懸念されていたよりも低かったそうです。 再生可能エネルギー、電気自動車、ヒート ポンプなどのクリーン エネルギー技術の導入の増加により、さらに 5 億 5000 万トンの CO2 排出を防ぐことができました。 特に中国とヨーロッパでの工業生産の縮小も、追加の排出を回避したようです。—–。

 是非、詳細をお読みください。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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