新製品・新事業テーマの創出 “地球沸騰の時代の到来と新製品開発”
猛暑との闘い
地球の温暖化という言葉から地球の沸騰という言葉を国連事務総長が命名し、さして抵抗感もなく受入れてしまう昨今です。東京でも連日40℃近くなり、沸騰という言葉が適切のように思えます。当たり前のことですが、クーラー無くして生活できない状況になり、どこの家電メーカーも生産が追い付かない状況のようです。
さらに、ロシアが侵攻したウクライナ戦争が、半導体生産に多大な影響を及ぼし、従来の生産の50%近く減産を余儀なくされています。まさに泣き面にハチと言ったところでしょうか、世の中は上手く行かないようです。
地球沸騰の時代の到来と新製品開発
しかしながら、よくよく考えて見ますと、製品自体にローテクな部品が50%占めていたら、どうでしょうか。沸騰の日々に、対応できたのではないでしょうか。新製品開発においても、今までの開発内容を見直すチャンスであると思います。そうすれば、コストダウンに汲々としないで、ある程度余裕を持った新製品開発が可能となるのではないでしょうか。