新製品・新事業テーマの創出 ”2024年の新製品”
世界事情
今年は、米国の利上げにより、円安に振り回されたと年と言っても良いかもしれません。今となって見れば、Made in Japan製品もだいぶ定着してきたとも言えます。特に、海外生産拠点の中国からの撤退は、我が国だけでなく米国・EU諸国でも進みました。しかしながら、未だに中国を崇拝している国が、先進国の中でも見受けられます。そういう意味では、イタリアの一帯一路からの撤退通告は、イタリアにとって輝かしい一歩を踏み出すことができる行動であったと思います。
2024年の新製品
こうしたことに鑑みますと、2024年はどのような情勢になるのだろうかと思いをはせることでしょう。おそらく、2024年は技術革新の幕開けになるのではないかと予想します。特に、AIの活用が増加し、いろいろなところに応用されると思います。例えば、白物家電であれば、製品の中に技術が埋め込まれ、それが表面には表れない、簡略した言い方をすれば、表面にボタンひとつと液晶画面があるのみという形式とでも言いましょうか。言い方を変えますと、複雑というとらえ方から単純というとらえ方に意識変化を起こさせるということになります。
このように、2024年は新製品の第一歩の年となるのではないでしょか。