グリーンイノベーション ”Series 5:CNPが示す未来素材産業 — CO₂から始まる新しい産業圏の誕生”

CNP(Carbon Nexus Process)が生み出す準グラフェンは、 単なる素材ではなく、 未来の産業圏を形づくる“起点素材”です。地域で発生したCO₂を、 地域で固定化し、 地域で準グラフェンへと変換する── この一貫プロセスが地域内で完結することで、 地域は 自ら素材を生み出す産業圏 を持つことが可能になります。

未来素材産業は、次の三つのレイヤーで構成されます。

1. CO₂由来素材の基盤産業

準グラフェンは、

  • 導電性
  • 軽量性
  • 強度
  • 加工性

といった特性を持ち、 地域企業が扱える“新しい基盤素材”としてのポテンシャルがあります。この素材が地域に存在することで、 地域は 素材産業の起点 となります。

2. 新しい製造業の誕生

準グラフェンを使った製造業は、 地域に新しい産業カテゴリーを生み出します。

例として、

  • 小型電子部品
  • センサー素材
  • 薄膜材料
  • 高機能部材

など、地域企業が参入しやすい領域が広がります。地域が「素材を使う側」へと進化する構造です。

3. 未来産業圏としての地域経済

素材 → 製造 → 産業 → 経済 という流れが地域内で循環することで、 地域は 自立した未来素材産業圏 を形成します。

これは、

  • 地域技術者
  • 地域企業
  • 地域自治体

が一体となって進める“未来産業モデル”の誕生です。

CNPが描く未来素材産業の全体像

CNPは、地域に次のような未来線をもたらします。

  • CO₂を資源として扱う素材産業の誕生
  • 地域企業が新素材産業へ参入
  • 地域技術者が産業創出者として活躍
  • 地域が自立した未来産業圏を形成
  • 地域経済が素材を中心に循環する構造へ進化

CNPは、地域に“未来素材産業”という新しい産業圏を静かに生み出しています。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。 所属学会 日本経営システム学会会員 米国リスクマネジメント協会会員