グリーンイノベーション ”地域の未来から、技術を考える”

CNPは地域の未来に何ができるのだろうか

地域の未来を考えるとき、私は最近、技術から出発しないことが大切なのではないかと考えています。
新しい技術がある。だから、それを地域で何かに使えないだろうか。それも一つの考え方です。しかしながら、私は少し順番を変えてみたいと思います。

CNPを地域に当てはめるのではなく、まず地域の未来を考える。
その先に、CNPにできることが見えてくる。

地域には、それぞれ異なる歴史があり、産業があり、自然環境があり、そして暮らしがあります。同じように見える課題であっても、地域が違えば、その意味も、求められる答えも違うはずです。だからこそ、「この技術を、どこに使えるだろうか」から始めるのではなく、「この地域は、これからどのような未来をつくりたいのだろうか」という問いから始めてみる。

一つの地域から、未来の源流をつくる

その未来を考えていく中で、CO₂、エネルギー、環境、インフラ、材料、産業、人材といった地域固有のテーマが見えてきます。そこで初めて、「CNPには何ができるだろうか」という問いが生まれます。私は、CNP(Carbon Nexus Process)を地域の未来に対する「答え」として置きたいのではありません。むしろ、地域の未来を考える中から生まれてくる新しい可能性に対して、CNPという技術をどう結びつけることができるのか。その試みは、すでに一つの地方都市で始まっています。短期的な成果を求めるものではありません。十数年という時間軸の中で、地域と技術がともに育ち、そこから新しい価値が生まれていく。その積み重ねが、やがて一つの地域を越えて、我が国の地域未来を考える新たな源流の一つになっていく。私は、その可能性を見つめています。

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。 所属学会 日本経営システム学会会員 米国リスクマネジメント協会会員