ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

グリーンイノベーション ”CO₂から一粒の真珠へ─構律材誕生の旅路”

CO₂の旅路──三つの大地を越えて生まれた構律材

 CO₂吸収から固定化までの一貫したプロセスの開発は、インドネシア・PT. Pertaminaの天然ガスを用いた初期試験から始まりました。その後、米国ヒューストン・フリーポートにて、異なる天然ガス条件下での試験を重ね、反応場の設計と材料の律動性に関する知見を深めてまいりました。
 日本国内では、エネルギー企業および材料メーカーとの連携のもと、 実証試験を通じて、CO₂から準グラフェン構造の炭素生成に成功。この構造は、単なる炭素ではなく、語りを持つ炭素──構律材として、社会に響く器となる可能性を示しました。
 そして、炭素から一粒の真珠を生成することに成功したこの技術は、 単なる材料開発を超え、Quiet Evidence(静かな証)としての哲学とともに、 市販化へとビジネスモデルを拡張する礎となりました。

静かな証を世界へ──Nature Sustainabilityへの投稿

 この技術と哲学の融合は、単なる材料開発を超え、「構造が語りを持つ炭素」──構律材という新たな概念を生み出しました。Quiet Evidence(静かな証)としてのこの構造は、今後社会との共鳴を目指し、提案書・セミナー・連携の器へと展開されてきました。
 そして2025年秋、これまでの技術的成果と哲学的語りを統合した論文を、Nature Sustainability誌へ投稿するに至りました。この論文は、CO₂から一粒の真珠を生み出す技術と、その背後にある構造主導設計の思想を、世界に向けて静かに差し出すものです。
 この投稿は、構律材という語りが社会に響き始めるための第一の器であり、今後の社会実装・国際連携・語彙の共創へとつながる、静かな起点となります。
 構律材は、CO₂から生まれた一粒の真珠である。それは、技術と哲学が交差する構造の詩であり、社会に静かに響くための器である。

Nature Sustainabilityへの投稿は、その詩が世界に届くための第一声である。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

Contact お問い合わせ

ご依頼、セミナーの実施など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームへ

電話でのお問い合わせ

電話でのお問い合わせ

03-5365-2805

ページトップに戻る ページトップに戻る