グリーンイノベーション ”CO₂固定化プロセス、4月より実装フェーズへ”
4月より、CO₂固定化プロセスの実装フェーズに入ります。これまでの研究段階で得られた知見をもとに、反応場の最適化と再現性の確立を目的とした実運転を開始します。今回の実装に向けて、焼成炉を含む主要機器の準備も整いました。これにより、研究段階から実装段階への移行が可能となり、プロセス全体の検証を一気に進めることができます。
当面は、1日5時間稼働 × 3日間の連続運転により、約171kgの準グラフェン生成を試みます。この実装は、単なる試験運転ではなく、「CO₂固定化を産業プロセスとして成立させるための第一歩」という位置づけになります。
検証項目は以下の通りです。
・反応場の温度勾配
・対流構造
・局所加熱の導入
・GO–SiO₂混合膜の最適化
・再使用の評価
・焼成炉の熱安定性と再現性
これらを総合的に検証し、量産化に向けた“再現性の確立” を進めていきます。準グラフェンは、CO₂を固定化しつつ、熱・電気・構造を統合できる可能性を持つ材料です。4月からの実装フェーズは、この材料が“実際にどこまで産業に耐えうるか”を見極める、重要なステップとなります。
今後も、実装状況や検証結果について、随時ブログで共有していきます。