フロント・エンド・ローディングを基本として、ゴールを見据えて後戻りを許さない開発効率を目指した製品開発とコーディネーション方法をご提供します。
フロント・エンド・ローディングを基本として、ゴールを見据えて後戻りを許さない開発効率を目指した製品開発とコーディネーション方法をご提供します。
企業の抱える悩み
商戦・納期が切迫しているにもかかわらず、無理な設計変更が発生し、十分な性能評価もなしに量産体制に突入するために、不満足な製品づくりになってしまいます。
こうした状況を作り出す背景
顧客ニーズの多様化が導く熾烈な価格競争と製品寿命の短命化などが大きな背景と言われています。
結果
製品開発と開発プロセスはリンクできず、品質問題やコスト問題を生んでいます。この結果、開発に携わる人々のモラール(やる気)がなかなか上がらない。場合によっては低下する危険性もあります。
本当の理由
開発当初に製品としての機能の詳細な内容や思想が不明瞭であることが起因しています。また、製品コンセプトの規定から開発に至る開発プロセス上の意思決定を、殆ど何らの関りも持たず、また何らの方法論的支援なしに行われていることでもあります。
数年先を見据えた製品価値と技術に対応付けされた開発テーマ、さらに開発テーマから製品に込める機能と部品構成を明確にすることができます。
この結果、早い時期にモックの製作が可能になりますので、プロジェクト評価が迅速に行えます。
製品開発のプロセス
製品戦略(企画)の確認
商品コンセプトの明確化をするために、5年、10年、15年先をニュートラルなものの見方で開発テーマを抽出し、このテーマを具体化するために必要となります要素技術との対応付けを行うことによって製品戦略の 確認ができます。
製品構成の決定
開発テーマを製品構成機能に細分化して落とし込み、細分化した機能に部品を当てはめることによって構成部品を明確にすることができます。この作業が明確化することによって、効率的なサプライチェーン操業の計画・設計ができます。
製品開発プロジェクトの評価とスケジュール化
明確化された製品構成機能に対して実施可能なスケジュールを作成し製品開発としての評価を行います。実施可能と判断されたものが開発計画書となります。
開発計画の実施
開発計画書に沿って実際の開発がスタートします。
開発過程で開発の成果を監視し、進捗評価、再計画法によって、開発の進捗を管理することができます。
実績評価
開発計画の実施ステップで、販売先、部品調達先、物流業者等を含めたサプライチェーン操業の設計と運営を行います。そのために、調達を含めた生産計画・需要予測を用意します。この製造工程を含めたサプライチェーン・プロセスが新製品の魅力度とあいまってその製品導入の収益性を大きく左右することになります。
Point
フォローアップ
継続的なフォローによって、いろいろな場面で発生する予期せぬ課題をタイムリーにフォローできるために、開発に活力を生み出しています。