ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

グリーンリカバリー技術 ”環境抑制という言葉の魔力とCO2削減技術”

安心という言葉に引き込まれたイデオロギー

 新型コロナウイルスの影響で、世界の秩序が危ぶまれようとしている中で、環境抑制という言葉に安心を委ねているように感じます。この背景には、新型コロナウイルスの影響を受けて、経済そのものが崩壊し、未だに何の手立てもできず、感染者数の増加のみが報告される日々となっているために、国、企業、人々の心さえも疲弊してしまったからと言えます。
 こうした状況の中で、環境抑制の提案にあたって重要なことは、それをどのような方法、手段でモニタリングし、その結果を誰が精査し、それをどのような形式で発表することができかというでしょう。言い換えますと、環境抑制というテーマを世界中の人々が、 結果は別にして責任のある人が発した言葉に安心を委ねる・委ねたいという、いわば精神のよりどころにするだけでは、その責任を果たせないと思います。これは、一種の安心という言葉に引き込まれたイデオロギーかも知れません。
 本当の環境抑制を実施していくためには、地球全員参加とでも言いましょうか、一人一人が責任を持って臨むことが重要と思います。

環境抑制とCO2削減

 では、 どのようにしたら本当の環境抑制に貢献できるのでしょうか。それは、小さい技術でも良いので、本当の技術を探し求めることだと思います。しかしながら、現状では本当の技術を見極めることが出来ないために、空振りに終わるケースも多々あると思います。
 そこで重要なことは、例えばCO2分離・処理技術であれば、実際にCO2を分離・処理している状況を肉眼で確認できるかということです。これを目の当たりにすることができれば、環境抑制という言葉をお題目として唱えることではなく、本当の技術が世に出ると思う次第です。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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