新製品・新事業テーマの創出 ”短期・長期の製品開発テーマ”
世界経済が混沌とする中で、何を新製品として世に送り出したら良いのか、ものづくりを担当するエンジニアは、考えきれないほどの重しを背負っていることでしょう。つい数年前は、5年先、10年先を見据えて、じっくり製品テーマを創造すれば、必ず幸運のチャンスの恵まれると思っていたはずです。しかしながら、インスタグラム、LINE、Twitter、フェースブックなどの到来で、製品テーマに向き合うことができ難くなったと言えます。
こうした世界観の急激な変化は、ものづくり現場とは、あまりにもかけ離れた時間軸になってしまいました。この時間軸のギャップが、今後もさらに大きくなると予想されます。しかしながら、製品テーマは、流行を追う形とそれとは別に長いスパンで見なければならない形とでは、開発そのものに違いがあります。この違いを明確に知って置くことが重要です。