ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”創造力を兼ね備えたリーダーの育成”

白物家電衰退の経緯

パナソニックさんが、半導体分野から撤退するとのニュースを聞き、次はパナソニックさんの前身である松下電器の基本でもある白物家電からの撤退のニュースとなるのでしょうか。東芝さんも経営の失敗から、白物家電事業を中国企業に売り渡し、今度はパナソニックさんも同様な道を歩くのでしょうか。誠に残念なことです。三種の神器と言われた白物家電すべてが、中国を含めたその近辺の企業に、売り渡されるという事態は、まさにものつくりの原点がなくなってしまうのではないかと思案する次第です。筆者も、白物家電開発に長くコンサルティングを提供してきましたので、開発現場の過酷さは身に染みております。しかしながら、そこまで追いやった元凶は、経営者の失態と量販店のルールなき販売合戦などであると言えます。

衰退の経緯

ここ20年と言っても良いと思いますが、白物家電の開発現場では、開発エンジニアの抱える課題が多すぎて、それを納期までにクリアーできない日々の連続です。この状況を脱却する方法として、新製品のテーマ創造を提案し、その代表作が、T社さんが開発・販売したドラム式洗濯機でした。しかしながら、その後も開発に新たなテーマ創造しましたが、衰退の一途を辿りましたことは周知の通りです。

解決策

では、今後、白物家電の復活はあるのでしょうか。答えは、イエスです。どのよう方法で、イエスと言えるのでしょうか。それは、創造力を兼ね備えたリーダーの育成とそのリーダーによるグループに全権を委任し、テーマ創造と同時に開発・上市の仕組みを作ることです。これを「テーマ創造と開発・上市」の同時励行と位置付けます。一度、試してはいかがでしょうか。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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