グリーンリカバリー技術 ”SDGsと本当のCO2削減技術”
「2050年CO2排出実質ゼロ宣言」とリスク・クライシス
菅総理大臣の「2050年CO2排出実質ゼロ」宣言によって、環境問題も革新的なイノベーションへ進むと思われます。 人々が地球環境や気候変動に配慮しながら、持続可能な暮らしをするために取り組むべき世界共通の行動目標 であるSDGs(持続可能な開発目標SDGs:Sustainable Development Goals)に、大きく貢献するのではないでしょうか。
この宣言を受けて、企業においては、その目標に向けて種々な戦略・戦術を構築し始めている今日この頃と言ったところでしょうか。まず手始めに計画することは、省エネの数値目標を上げることからかもしれません。我が国の環境に関する技術は、他国をリードするほどの技量を兼ね添えていると言えます。特に、太陽光発電、再生エネルギーなどの技術は、独壇場と言っても過言ではないでしょう。
こうしたことに鑑みますと、 我が国の先進技術を持ってすれば、「2050年CO2排出実質ゼロ」宣言 、つまり30年先にはCO2排出ゼロになっていると思うのが、自然の成り行きかもしれません。しかしながら、過去の道程を見ますと、歴史のひとコマかも知れませんが、2011年3月11日に発生した東日本大震災、昨年12月から発症した新型コロナウイルスの影響など、今後も未知な出来事に遭遇するかも知れません。そうした予期せぬリスクあるいはクライシスにも負けない技術が必要であると思います。
SDGsと本当のCO2削減技術
我が国がここまで発展し続けることができた原動力は、まさに日本人の勤勉さと何もないところから発祥する創造力であると言えます。この創造力をいかに持続させて行くのか、ある意味ではSDGsの原点と言えるのではないでしょうか。その原点を持続可能にして行く方法論を持つことが重要と思います。
それは、まさしくCO2削減を立証できる技術であり、SDGsの理念とでも言いましょうか、本当のCO2削減技術を持つことであると言えます。