グリーンリカバリー技術 ”二酸化炭素固定化技術の到来”

 ここ十数年、私は脱炭素化技術の開発に注力してきました。特に、収益性をクリアすることを目指しました。政府補助金を狙った技術は長続きしないからです。これは米国のトランプ大統領によって証明されました。この技術は、天然ガスに含まれるCO2、火力発電所から排出されるCO2、工場から排出されるCO2を吸収・分離し、最終的に副産物としてCO2を生成・固定します。その中で、天然ガスに含まれるCO2の吸収・分離から固定までの一貫したプロセスが実証されています。

 また、この技術は水に分散した溶媒をリサイクルして再利用することができますので、1トンの二酸化炭素を約12ドルで処理できます。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了<br> 役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役<br> 講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師<br> 顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問<br> <br> 1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。<br> <br> 所属学会<br> 日本経営システム学会会員<br> 米国リスクマネジメント協会会員