ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

グリーンリカバリー技術 ”脱炭素化技術と気温との関係”

ここ数日間の気象状況を見ますと、北海道で39℃、特に7月に帯広で40℃を記録しました。北海道での39℃を超える異常高温は、確かに地球温暖化の影響が背景にあると考えられていますが、直接的な原因は複数の要因が絡み合っていると思われます。
 強い太平洋高気圧による高温多湿の空気の流入フェーン現象は、これは山を越えた空気が乾燥・加熱されることで気温が急上昇した言えます。海洋熱波は、北海道周辺の海水温が異常に高くなり、大気をさらに加熱そしてもちろん、CO₂などの温室効果ガスの増加が、こうした異常気象の頻度や強度を高めているという科学的なデータもあります。
 こうした状況の中で、北海道でも温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みが進められておりますが、CO₂はその中でも最大の排出要因であると言っても過言ではないでしょう。言い換えますと、「CO₂が原因」と言い切るには、少し単純すぎるかも知れませんが、温暖化の主因としてCO₂が大きな役割を果たしているのは間違いないと思います。今後は、気温の上昇がもたらす社会的・生態的影響も、さらに深刻になると思います。
 やはり重要なことは、CO2を固定化して無くすことが、最重要項目であると思います。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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