ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”環境修復への積極的な果敢”

環境修復の全盛期

 環境という大きな仕組みは、誰が作ったのだろうかという素朴な疑問を持ちます。考えて見れば単純なことで、さして難しいことではないはずです。人間、動物など生きるものが存在すれば、環境汚染が始まるからです。最初は、極めて小さい汚染から、経済発展を遂げれば遂げるほど、汚染が広がるわけです。
 本来であれば、小さいうちに修復対策を施していれば、現在の半分以下の汚染で済んだかも知れません。しかしながら、生き物のエゴという計り知れない欲求から生まれる発展は、いつの間にかマイナス要因を増長させたと言っても過言ではないでしょう。
 このような文章を書きながら、おおよそ20年前も同じようなことを言っていたのではないかと自問自答する次第です。

環境修復、つまりミチゲーションの台頭

 ミチゲーションという言葉が台頭したのは、ブリタニカ国際大百科事典小項目事典の解説によれば、環境面での等価交換ともいえる考え方で、米国で広がり、日本では 1993年静岡県清水市 (現静岡市) で制定された「興津川の保全に関する条例」が先鞭をつけたとのことです。つまり、大規模な開発などによってそこなわれる自然に見合った規模の自然をなんらかの方法で復元させ、破壊を保全で相殺する方法とも記述しています。
 おそらくミチゲーションという言葉は、オリンピック・パラリンピックが終わったあたりから、その重要性が再認識されるのではないかと思う次第です。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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