ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

新製品・新事業テーマの創出 ”長引く新型コロナウイルスの影響と新製品開発”

新型コロナウイルスの影響拡大と世界構造

 新型コロナウイルスの影響は、終息する気配も見せず、延々と感染のすそ野を広げています。と言っても、ロックダウン解除後、徐々に経済活動は再開されていると思われます。巷の噂では、10月にはワクチンが開発されるだろう、ワクチンが開発されれば、80から90%程度まで経済活動が復活されるだろうと、かなり大きな期待をワクチンに寄せながらの状況であると思います。
 しかしながら、仮にワクチンが開発されたとしても、世界経済が 80から90%程度まで回復するでしょうか。そんなことが起こるわけがないという答えを否定する人は、誰もいないと言っても過言ではないでしょう。なぜならば、ものの生産、売り買いは、自国だけで完了するものではなく、特に、ものつくりにおいては世界が一種のサプライチェーンとなっているために、先進国が新型コロナウイルスの感染をワクチンによって抑えても、途上国にはそう簡単にワクチンが配布されるとは限らないからです。

長引く新型コロナウイルスの影響と新製品開発

 新型コロナウイルスの影響が長引けば、ものつくりの観点からすれば、消費者は購入を控えると予測することは当然なことでしょう。だからと言って、企業は新製品を世に送り出さなければ、経営が成り立って行かないはずです。この解決の糸口は、どこにあるのでしょうか。また、2021年3月から4月にかけて、本当の経済危機が訪れると筆者は予測しています。
 こうした状況の中で、新製品開発現場では何をしたら良いのかということになるでしょう。それは、長引く新型コロナウイルスの影響による経済危機を乗り換えるためには、今までの製品価値の棚卸しをすべきと思います。とにかく、あれもこれもという機能をそぎ落とし、身軽な新製品開発を励行した方が良いと考えます。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

Contact お問い合わせ

ご依頼、セミナーの実施など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームへ

電話でのお問い合わせ

電話でのお問い合わせ

03-5365-2805

ページトップに戻る ページトップに戻る