ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.] ジョンクェルコンサルティング [Jonquil Consulting Inc.]

グリーンリカバリー技術 ”CO2削減量とモニタリングによる証明”

CO2低減プログラム

 脱炭素化を推進する中で、CO2の削減量をどのように証明していくのか、この課題が長い間、忘れられていたように思います。しかしながら、経済産業省、環境省が、やっとこの重要さに視点を置き、開発をスタートすることになりました。ほんの一筋ですが、経済産業省採択プロジェクトで、筆者の提出した調査報告書(2021年8月公開)の一部を利用していただき、感謝しています。
 この報告書の中では、「CO2低減プログラム」としておりますが、CO2の削減量を数値として上げるのは良いことですが、それを担保する手法がなければ、その数値の正しさを証明することはできません。したがって、手法をプロセスに置き換えて、技術を束ねながら新たな技術の開発が期待されると思います。

CO2削減量とモニタリングによる証明

 CO2の削減量をモニタリングによって、どの程度削減されたか、削減量を何がしかの方法によって検知することになります。まず、浮かぶのがセンサーでしょう。しかしながら、センサーでCO2を感知しても、それをどのように量として把握するのか、排出源のどの場所を感知するのかなど、いざ開発に邁進しはじめますと、そう簡単にはいかないということに気づくはずです。
 また、世界の排出権取引に参加するのであれば、国内で開発したモニタリングプロセスを世界標準に乗せて行くことも重要な要素になると思います。

落合以臣

1952年10月(生) 東京都出身、英国ウェールズ大学大学院修了
役職 株式会社ジョンクェルコンサルティング 代表取締役
講師歴任 早稲田大学 社会科学総合学術院招聘講師
顧問歴任 岩手県陸前高田市 環境浄化顧問、日本テトラポッド株式会社 技術顧問

1975年大手プラントメーカー千代田化工建設株式会社に入社。海外および国内の大型エネルギープラントの設計・建設に従事。1990年退社、1990年6月株式会社ジョンクェルコンサルティングを設立、現在に至る。現在では、建設案件に対応した競争入札の急所から試運転までの効率化を目指したプロジェクトマネジメントの導入、製品開発の可視化・定量化の指導、トレンド予測による製品テーマの創造、環境技術に関する開発などを実践している。

所属学会
日本経営システム学会会員
米国リスクマネジメント協会会員

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